メンテナンス

オイル分析


使用される油は、時間の経過とともに劣化や汚れが蓄積していきます。
使用油の分析は、機械にとっての「定期健康診断」ともいえます。
当社では、オイル分析を通じてお客様と予知保全の意識を共有し、機械設備の重大トラブル防止に努めています。

自社分析

目視などによる状態確認を行い、稼働時間や油温などの使用状況を共有

メンブレンフィルターを通し、顕微鏡で汚染物質の有無や状態を確認

分析結果をまとめた報告書を作成し、お客様へ提出

エクソンモービルの使用分析MSLA)

目視などによる状態確認を行い、稼働時間や油温などの使用状況を共有

メーカー指定の分析機関へ依頼し、専門的な検査を実施

分析結果をまとめた報告書をお客様へ提出

MSLA分析の3つのコース

スクロールできます
対象油種油圧油、ギヤ油、軸受油
試験項目/メニューエッセンシャル
(簡易コース)
エンハンスト
(標準コース)
エリート
(上級コース)
動粘度(cSt)◯  @40℃ or 100℃  @40℃ or 100℃◯  @40℃ or 100℃
水分(KF法)Vol%
酸化度 Abs/cm◯ *2 *2◯(鉱物油)
酸価 mgKOH/g◯ *2 *2◯ (合成油)
ISO汚染度 4μ/6μ/14μ *1◯*1
金属分析
(摩耗金属、コンタミ、添加剤)
PQインデックス
UCレーティング
粘度指数
ナイトレーション Abs/cm
クーラントインジゲーター*3

*1 : 汚染度は、汚れたサンプルでは実施されない(混濁、水分過多、スラッジ等) 
*2 : 油種にもよるが、IR酸化度は鉱物油、酸価は合成油に適用される。
*3 : 圧縮機油の場合のみ

浄油機


使用油分析によって劣化や汚れの状態を把握することで、オイル交換の最適な時期を判断することができます。
その際、汚れはあるもののオイル自体の劣化が進んでいない場合には、浄油機によるオイル再生(浄油)をご提案しています。

浄油機接続例

保有浄油機

オイル交換作業受託


お客様の設備で使用されるオイルの交換作業を当社が請け負います。
自社でバキューム装置や補給ポンプを保有しており、専門スタッフが責任をもって作業を行います。